なぜポイント100%還元商品モニターが成り立つのか
少し前にやっていたレシポの野菜生活案件、私は5本=550ポイントを獲得した一方、おーいお茶は神奈川県限定のため断念しました。。
さて、商品モニターでポイント100%還元する案件があるのはなぜでしょうか。もちろん理由は様々あるんでしょうが、私なりの認識を整理したいと思います。
野菜生活案件で言えば、カゴメは小売価格の110円でコンビニor間に入る卸売業者に売っているわけではなく、これらの利益を除いた額、おそらく小売価格の60%程度(適当)の売上を得ているのではないかと思います。
その一方で、カゴメは製造原価以外に以下の費用を負担していると思われます。
- モニターに払う110円分のポイント相当額
- レシポへの報酬(おそらく応募件数×数円、これも適当)
当然ですがこれでは完全に赤字です。
それなら、ポイントを払うのではなくモニターにタダで配ってしまった方が流通コスト分は得をする(損しない)とも思えます。いわゆるサンプリングというやつです。
なぜサンプリングではなく店頭購入をさせるのか。
実施費用の問題というよりは、おそらくPOSを動かすためです。
特にコンビニは顕著ですが、売れ筋から外れると小売店で棚を確保できません。すぐに違う商品に変えられてしまいます。
モニターに店頭購入させることで、コンビニ等の小売店で実売上が立ちます。
いくら工場でいい商品を安く作っても、棚に置けなければ儲けにならないメーカーにとって、棚取りのために多少の販促費を投下することは合理的なわけです。
まあそもそもTV広告を打つのに比べれば無視できるくらいのコストなわけですが。。
ということで、メーカー間の競争が続いて、かつ流通構造がガラッと変わらない限り、100%還元商品モニターはそうそうなくならないのではないかと思っています。